米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、屈辱の〝二重奏〟を味わった。

「スマックダウン」(インディアナ州インディアナポリス)の「ABEMA」最終放送となった25日(日本時間26日)の中継では、PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」のMITBラダー戦予選に出場。〝女王様〟ことシャーロット・フレアー、7月末の一騎打ちでは2分で完敗を喫したラッシュ・レジェンドと、トリプルスレットマッチで激突した。

ラッシュ・レジェンド(左)を果敢に攻めるジュリア(©AbemaTV, Inc.)
ラッシュ・レジェンド(左)を果敢に攻めるジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 ジュリアはいきなり巨体のラッシュからラリアート、シャーロットからチョップを浴びる。ラッシュをギロチンチョークで捕獲するも、そのまま抱え上げられてブレーンバスターで叩きつけられた。だが、場外バリケート上からでシャーロットにドロップキックを発射し、猛攻を仕掛ける。

 それでもラッシュのパワーは止められない。ジュリアは女王様にファイヤーマンズキャリーの体勢でコーナーに抱え上げられたが、下から2人まとめてパワーボムでマットに打ちつけられた。なんとかラッシュにミサイルキック、シャーロットに雪崩式人間風車を見舞うが、ラッシュとともに女王様のムーンサルト弾をくらってしまう。

ラッシュ(手前)のラッシュエクステンションで叩きつけられるジュリア(©AbemaTV, Inc.)
ラッシュ(手前)のラッシュエクステンションで叩きつけられるジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 逆転勝利へ勝負をかけたジュリアは、フィギュアエイトをラッシュに仕掛けた女王様を蹴り飛ばして、アリベデルチから必殺のノーザンライトボム。決まったかに見えたが、背後からラッシュに捕まり、ラッシュエクステンションで圧殺され、またも3カウントを献上した。一騎打ちでもくらった大技で、最高峰王座獲得へのチャンスも奪われた。

 失意のジュリアが首と腹を手で押さえながら、バックステージの通路を歩いていた。そこにスターダム時代から因縁があり、2度の一騎打ちが試合不成立となったブレイク・モンローが現れ「予選敗退ね。あんたも無名に逆戻り。バイバイ」と挑発。屈辱的なひと言にジュリアは激高し「黙れ!」と平手打ちをくらわせヒザ蹴りをぶち込んだ。

いよいよ崖っぷちに追い込まれたジュリア(©AbemaTV, Inc.)
いよいよ崖っぷちに追い込まれたジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 スタッフに止められると、今度はブレイクがジュリアを張り飛ばす。両者の遺恨が抜き差しならぬ状況になったところで、ニック・オールディスGMが割って入り次回のスマックダウンでの決着戦を緊急決定した。ジュリアは「よし、また来週な」と言って立ち去った。

 ラッシュに連敗が続く中、スマックダウンデビュー戦となるブレイクに、もはや負けは許されない。ジュリアには土俵際の一戦となりそうだ。