米国・WWEの〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟イヨ・スカイが、PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(10月10日=日本時間11日、ルイジアナ州ニューオリンズ)のMITラダー戦予選で、まさかの黒星を喫した。

 MITBラダー戦で天井からつるされたアタッシェケースを奪取すると、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦する権利を得る。イヨは2023年7月のMITB戦を制し、同年8月の「サマースラム」でキャッシュインに成功して、初めて最高峰のWWE女子王座を手にしている。

 6月の「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメントで優勝しており、今年2つ目のタイトルと自身3度目の最高峰王座へ、21日(同22日)のロウ(テキサス州サンアントニオ)ではMITB予選に出場。「ザ・ジャッジメント・デイ」のロクサーヌ・ペレス、AAAレイナ・デ・レイナス王者ラ・カタリーナとトリプルスレットマッチで激突した。

 大歓声に迎えられたイヨは人気、実績で若手2人を圧倒している。序盤からスピード感あふれる攻防を繰り広げ、場内からは一斉に「イヨ・スカイ! イヨ・スカイ!」のチャントが上がる。イヨも場外のロクサーヌに得意のアサイムーンサルトを放つが、カタリーナの場外クロスボディーを浴びてロクサーヌとともに倒される。ここから一転、劣勢が続いた。

 フラップジャック、バズソーキックで逆転するも、ロクサーヌにメテオラをかわされる。シャイニング弾も浴びて、なかなかペースを奪えない。カタリーナにダブルアーム式の背骨折りを見舞ったものの、ムーンサルトプレスはロクサーヌの攻撃を受けて不発に終わる。だが、ミサイルキックで相手をまとめて吹っ飛ばし、コーナーに重なってもたれかかる2人にメテオラをくらわせた。

 さらに倒れた2人に必殺のムーンサルトプレスを発射したが、ロクサーヌには逃げられカタリーナだけにヒットする。イヨは立ち上がったところをロクサーヌのポップロックスで頭から叩きつけられ、3カウントを奪われた。激闘の末に若手に足をすくわれた格好となり、頭を抱えてぼうぜんとなった。

 一方、6人参加の女子MITBラダー戦はロクサーヌに加え、ソル・ルカ、ローラ・ヴァイス、ジェイシー・ジェインと、ここまで予選を突破した4人全員が最高峰王座獲得歴がない新鋭。世界を制したイヨにも、新世代による突き上げが始まっている。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。