カブスの鈴木は「2番・DH」で出場した14日(日本時間15日)の本拠地カージナルス戦で、勝負を決める21号3ランを放った。4打数2安打3打点の活躍で3―0の勝利に貢献した。
両軍無得点の6回一死二、三塁で迎えた第3打席。相手先発が左腕リベラトレから救援右腕・ソリアーノに代わりばな、チェンジアップを捉え、左翼席へ運んだ。豪快な一発に地元ファンで埋め尽くされた本拠地は興奮に包まれた。
WBCで右ヒザを負傷したため開幕は負傷者リスト(IL)入りで迎えたが、打率2割7分3厘、打点はMVP候補のPCAことピート・クローアームストロングに並ぶチームトップタイの73。大リーグ公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は自身のXに右打者の「wRC+」ランク表を付け「鈴木誠也はもっと高く評価されるべき選手です。過去3シーズンの右打者としての成績はトップ10に入っていますし、今シーズンは守備も大きく向上しました」とつづった。
「wRC+」とは打者の得点貢献度を表す指標で、過去3シーズンの右打者で鈴木は「+130」でメジャー全体9位。「+100」が「平均的な得点力」とされ、鈴木は平均的な打者よりも30パーセント得点力が高いとされる。「+203」で1位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とは大きく離されているが、「+128」で11位のマイク・トラウト(エンゼルス)よりも上回っている。
これを受けた米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」のカブス番を務めるショーン・シアーズ記者は「私は彼を野球界でもトップクラスのパワーバッターの一人だと思ってきた。鈴木の素晴らしい打撃に他の人たちも気づき始めているのを見るのはうれしいことだ! さらに、今季の守備力が右翼でも屈指の水準を誇っており、鈴木は野球界で最も過小評価されている選手といえる」と同調した。












