阪神は11日の巨人戦(東京ドーム)に9―1で大勝。首位攻防戦初戦を制し、単独首位に躍り出た。

 0―0の3回に一発攻勢でG先発・山崎を攻略した。一死から近本が初球の直球を振りぬいた打球は右翼スタンドに突き刺さる2試合連続の先制2号ソロ。虎党からの大歓声を浴びながらダイヤモンドを一周し、「チャンスメイクして得点に繋げたいと思い、積極的に打ちにいったので、良い結果になってよかったです」とコメントした。

 さらに森下も二死から外角低めのフォークを左翼席中段に叩き込んだ。キング独走となる26号ソロで貴重な追加点を奪取。「ランナーがいなかったので、思い切って打つだけでしたし、自分のスイングを心掛けて打席に立ちました。良いバッティングができたと思います」と手応えを口にした。

 6回には無死一、二塁から前川の左翼フェンス直撃の適時二塁打、元山の2点適時三塁打などでリードを拡大。終盤の7回には森下のダメ押しの27号ソロ、9回には佐藤の右翼スタンド看板直撃の24号ソロも飛び出した。

 援護を受けた先発・村上も天敵・ダルベックの一発こそ浴びたものの8回3安打1失点の好投。首位を争う宿敵との大事な一戦で先発の役割を果たし、今季9勝目(6敗)をゲットした。

 投打がかみ合い快勝を収めた猛虎軍が首位独走へ弾みをつける大きな1勝となった。