阪神は9日の中日戦(京セラ)に1―0で零封勝利し、連敗は2でストップ。巨人との同率首位を守った。藤川球児監督(46)は「スキをつくらないように細かいプレーを詰めて全体としてやってくれたので、なんとか拾えたかなというゲーム」とホッとした表情を浮かべた。
0―0で迎えた6回に試合が動いた。一死から1番・近本光司外野手(31)が竜先発・柳の135キロのカットボールを捉え、右翼スタンドへの今季1号ソロ。5回までわずか1安打に抑えられていた中で、虎のリードオフマンの貴重な一発が飛び出した。
先発・伊藤は走者をピンチを招きながらも5回6安打無失点。2つの牽制死を奪うなど守備にも助けられ、粘りの投球を見せた。指揮官は「ランナー出しながらでしたが、ディフェンスにも助けながら。ボールは走っていたと思いますけど。岡林選手の(5回の)ベースカバーとかね。まだまだチームとして隙を見せてはいけないなと思いました」と振り返った。
さらに7、8回を回またぎで任された工藤も、走者を背負いながらも無失点投球を披露。木下→工藤→岩崎のリリーフ陣が1点を守り切った。藤川監督は「登板間隔等を見据えながらやっている。いいタイミングで木下も投げれたし、工藤も体力があった状態で良かったと思いますね」とうなずきながら「これがノーマルではないですけど」と説明した。
次の11日からは巨人との首位攻防戦(東京ドーム)に臨む。虎将は「勝ってもおらず、そして負けてもヘコたれることなく、とにかく前向きに戦い続けると。その中でしっかりと準備をする。まだまだ勝負は続くけど、頑張りたいですね」と静かに闘志を燃やした。












