阪神は7日の中日戦(京セラ)に2―3で逆転負け。2位・巨人とのゲーム差を広げることはできなかった。

 2点リードで迎えた9回に悪夢が待っていた。2番手でドリスがマウンドに上がるも、福永、村松の連打から無死満塁。サノーを空振り三振に仕留めたが、石川昂の遊ゴロで1点を献上した。

 なおも二死一、三塁で試合前時点で代打打率3割を超える阿部を打席に迎えたが、バッテリーは勝負を選択。樋口の盗塁で二死二、三塁となると、阿部に左越え2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。

 直後の攻撃では中野の左前打から一死一、二塁の好機をつくったが、大山、高寺が倒れて反撃ならず。先発・才木の8回2安打無失点の好投も実らず、痛恨の逆転負けを喫した。

 藤川球児監督(46)は守護神・ドリスについて「今までしっかりやってきてましたから」と責めず。才木についても「もう十分ですね。あの回まででも十分な仕事でしたから。素晴らしかったですね」とたたえ、球数(114球)と8回に好機を迎えたことから交代を決断したと説明した。

 また前夜のDeNA戦(横浜)では2桁得点を挙げた打線も、初回に佐藤の23号2ランで奪った2点止まり。指揮官も「年間やっていると、全部が全部きちっととれるということもないし、明日またどういうゲームにできるかということ。なかなかこういう展開もなかったと思いますけど、またチームを1つにしてあした向かうことですね」と必死に前を向くしかなかった。