巨人の戸郷翔征投手(26)が10日の楽天戦(楽天モバイル)に先発し、9回134球を投げて5安打無失点と2年ぶりの完封勝利を挙げた。チームは7―0と引き分けをはさんで破竹の6連勝を飾った。

 巨人のエースが敵地で完全復活を遂げた――。戸郷は1点の援護をもらって上がった初回に先頭の佐藤を3球で見逃し三振に。続く辰己に中飛、3番・平良に死球を与えるも、最終打者の浅村を空振り三振に仕留めて無失点に抑えた。

 その後は走者を出しながらも8回までスコアボードに「0」を並べ続け、9回のマウンドにも上がった右腕。先頭の平良にこそ中前打を許したものの、続く代打・吉野を見逃し三振、続くマッカスカーに左前打を浴びて二死一、二塁のピンチを背負うも最終打者の村林を遊ゴロに打ち取り、2024年8月14日の阪神戦(東京ドーム)以来となる完封勝利を達成。今季3勝目を挙げた。

 さらに、自己最多となる14奪三振を記録し、2023年9月8日に行われた中日戦(バンテリン)の11奪三振以来となる2桁奪三振を叩き出した。お立ち台では「最後まで投げきれてよかった。最後も気持ちよく終われなかったんですけどなんとか0に抑えられてよかったです」と安堵した。

 この日、交流戦通算13勝をマークした背番号20。チームでは、球団OBでロッキーズの菅野智之投手(36)に並ぶ2位タイとなった。「菅野(智之)さんが6勝目をメジャーで挙げてたので、なんとか後を追えるように頑張りました!」と満面の笑みを浮かべた。