巨人・則本昂大投手(35)が9日の楽天戦(モバイルパーク)に先発し、7回途中今季最多の126球を投げて7安打2失点と好投。古巣との初対戦で今季2勝目(3敗)を挙げ、全12球団白星を達成した。

 昨オフに楽天から巨人に移籍した則本は、初回に先頭・佐藤直に四球を許す立ち上がり。得点圏に走者を進められたが、後続を断ち切って無失点に抑えた。

 3点の援護をもらった直後の3回からはスコアボードに「0」を並べ続けたが、6点リードの7回に一死から代打・堀内と1番・中島に連打を浴びて一死二、三塁のピンチを背負い、続く佐藤直の二塁打で2点を失った。

 ここで投手交代を告げられた背番号43は、悔しげな表情を浮かべながらマウンドを降りた。ただ、その後は高梨―船迫の継投で追加点を許さなかった。

 元本拠地のお立ち台に立つと「この地で勝てたことがすごく感慨深いというか…。幸せやなと思います。仙台の地は好きなので、楽しく投げることができました」と白星登板を振り返った。

 7回までの続投は自らの意思で決めたという右腕。「最後は完了したかったんですけど、簡単にはいかせてくれないなっていうふうに、改めて感じましたね。先発ピッチャーとしては完投目指してやっていきたいなっていうのは、自分の中ではあったんで。次回に向けて課題も見つかってよかったなと思います」と悔しさをにじませながらも、すでに次回登板へ照準を定めていた。