メッツは26日(日本時間27日)、本拠地でのドジャース戦に8―3で逆転勝ち。3連戦最後の一戦で一矢報い、地元ニューヨークでのスイープを回避した。
勝つには勝ったが、すでに残り60試合を切っているメッツにとっては焼け石に水状態だ。ナ・リーグ東地区の単独最下位に沈み、4位のマーリンズとも8ゲーム差。首位を走るブレーブスとは15・5差と絶望的で、ワイルドカード争いも11位と脱落がほぼ確定している
8月3日(同4日)にはトレード期限を迎える。来季以降を見据えて主力選手を放出し、有望株を獲得する公算が高まり、米スポーツサイト「アスレチック」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏は「メッツは少なくとも6件のトレードを行う」と見立てているほどだ。
その中の一人に挙げられていたフレディ・ペラルタ投手(30)は、この日のドジャース戦に先発して4回6安打3失点(自責2)。勝敗はつかず、今季は5勝9敗、防御率4・99と不本意な成績となっている。それでもブルワーズに在籍していた昨季はナ・リーグ最多の17勝(6敗)を挙げ、キャリアハイとなる同2・70を記録。実績と経験などを買われ、優勝争いを繰り広げる上位球団へ移籍するとみられている。
何より、ペラルタ本人が「たぶんそうなるだろう」とトレード移籍を覚悟していると米放送局「ESPN」などが伝えた。さらに、ペラルタは「でも、集中してベストを尽くしていかなければならない。結果はなるようにしかならない。この組織の一員であることに感謝している。今のところチームを失望させてしまったことは分かっている。やるべきことを果たせていない。それでも、ここにいられることに感謝している」と早くも惜別とも受け取れる言葉まで残した。
トレードには相手球団との兼ね合いがあり、実現するかは分からない。ペラルタは「ビジネスの面も仕組みも理解している。自分の力ではどうすることもできない。ただ待つしかない」と話しながらも「僕は敗者ではなく勝者になるために生まれてきた。自分にはまだ多くの可能性があり、見せられるものはたくさんある」とコメント。メッツのユニホームを着てマウンドに上がるのは、この日が最後だと悟っているようだった。












