ラオウの劇的な一打がチームを救った。オリックスは9日のヤクルト戦(京セラ)は1点差に追い詰めた土壇場の9回一死二、三塁のチャンスで、代打・杉本裕太郎外野手(35)が登場。キハダの直球を左中間に運ぶ逆転の2点適時二塁打で、4―3とサヨナラ勝利をつかんだ。
ナインから歓喜の水シャワーを浴び、お立ち台で「やったりました!」と叫んだ。「連敗が続いていたけど、頑張ろうと切り換えて前向きに試合に臨めた。終盤に何とか逆転しようという気持ちでやっていた。前半はあまり何もしていなんで、これから仕事できるように頑張ります」と声援にこたえた。
5連敗で本拠地に戻り、この日も終盤まで劣勢の展開。先発・九里が6回を4安打1失点と粘ったが、打線に決定打が出ず重いムードが漂ったが、2点を追う9回に先頭・紅林が出塁してチャンスをつくると、中川の適時二塁打で1点差。岸田監督が満を持して杉本を送り、見事に逆転ドラマの主役となった。
「最後はラオウで行くと決めていた。苦しい空気の中でホームに帰ってきて、こういう勝ちを全員で取ったのは大きい。みんなの必死さが見えていた」と岸田監督。負ければ4位転落の危機だったが、ラオウの一撃で3位キープ。本拠地21勝5敗と圧倒的な強さを発揮している。












