米国防総省の「UFOファイル」公開が世界的議論を刺激している。フランス国民議会が6月29日に一般公開のUFOシンポジウム「空想を超えた未確認航空宇宙現象研究」を開催する。フランス紙ラ・デペッシュ・デュ・ミディが先日、報じた。
未確認飛行物体(OVNI=UFO)をテーマにした本格的なシンポジウムが6月29日にフランス国民議会で開催される。国民議会は米国の下院、日本の衆議院に相当する。
主催するのは、セーヌ=エ=マルヌ県選出のアルノー・サン=マルタン下院議員(不服従のフランス=政党名)と、ヴァンデ県選出のピエール・アンリエ下院議員(地平線=同)で、アンリエ氏は元科学技術選択評価局議長でもある。
両議員は、米国のトランプ大統領の指示のもと「UFOファイル」を機密解除した米国の戦略とは〝逆の立場〟を取りたいとしている。
アンリエ氏は国民議会の活動を報道する公共メディアに対し、「何かが隠されているという幻想を与えるのではなく、こうした現象について合理的に研究できることを示し、専門家たちの仕事を前面に出すべきなのです」と説明した。
シンポジウムには、フランス国立宇宙研究センター(CNES)のUFO調査機関「未確認航空宇宙現象研究情報グループ(GEIPAN)」、フランス軍省関係者、危機管理専門家シルヴァン・メゾヌーヴ氏、社会学者、UFO愛好家向けメディア「センチネル・ニュース」などの参加が予定されている。
サン=マルタン氏は先日、Xに「『サウロンの目』、空飛ぶ円盤、オレンジ色のオーブ…なぜ米国防総省はUFOに関する機密文書を公開しているのか? そして、その内容は何を意味するのか? 私たちはこの問題について、2026年6月29日に国民議会で開催するシンポジウム『空想を超えた未確認航空宇宙現象研究』において、理性的な観点から検討します。同僚のピエール・アンリエ議員と共に、GEIPANとの協力のもと私が主催します。私の知る限り、権威ある専門家や研究者を招いたこの種のシンポジウムは、議会史上初めてのものです」と投稿している。












