米国では国防総省が「UFOファイル」を公開し、日本では超党派の「UFO議連」が活動するなど、世界的にUFOが安全保障上の脅威として政治課題として扱われている。そんな中、アルゼンチンのエントレ・リオス州で州議員が〝UFO通報制度〟の創設を提案し、話題になっている。アルゼンチンメディア「アオラ・エントレ・リオス」が先日、報じた。
エントレ・リオス州は、UFOを含むUAP(未確認異常現象)に関する公式登録制度を持つ、国内初の州となる可能性がある。
同州上院に提出された法案では、州内の空域、陸上、水路で発生した未確認物体や現象に関する報告を受理、登録、分析、保存することを目的とした「異常現象登録州プログラム(PRFA)」の創設が提案されている。
主な内容として、パイロット、船舶関係者、治安部隊、市民らが、機密性を保ったまま通報できるよう、デジタルおよび電話による通報システムを導入することが盛り込まれている。情報提供者の身元は保護され、社会的な偏見や職業上の不利益を避ける措置が取られる。
さらに、専門研究者、市民団体代表、航空・空港保安・航海分野の専門家らで構成される諮問評議会の設立も予定されている。また、処理・検証されたデータは、国家安全保障関連法を順守しつつ、公共の情報アクセス促進のため州公式ポータルサイト上で公開される予定だという。
法案では国際的先例にも触れている。その中で、米国政府が最近、UFOファイルの機密解除プロセスを開始したこと、またブラジル、チリ、ウルグアイなどが既に公式追跡プログラムを有していることを挙げている。
この法案はビクトル・サンスベーロ州議員が5月13日に州上院へ提出したもので、先日、同州ビクトリア市で開催された「第10回国際UFO会議」で公表された。












