トランプ大統領が17日、自身のSNSトゥルース・ソーシャルに、手錠と足かせで拘束した筋肉質なトールグレイ型宇宙人と並んで歩く画像を投稿した。明らかにAI生成による画像だが、「UFOファイル」の公開中で話題になっている。

 中国訪問から帰国したばかりのトランプ氏は週末、ゴルフを楽しんだとされている。そんな中で、宇宙軍司令センターで赤いボタンを押す自らの画像、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事がゾンビ化した画像、そして拘束された宇宙人画像などをトゥルース・ソーシャルに連投した。すべてAI生成画像だ。

 宇宙人画像には、トランプ氏と険しい表情のシークレットサービスたちが、灰色で筋肉質なトールグレイ型宇宙人を砂漠の米軍基地内で連行している様子が描かれていた。その画像についてのコメントやキャプションは一切添えられていない。

 この投稿は、国防総省が5月8日に、米政府が収集していたとされるUFO関連の極秘ファイル162点(現在4点が削除され158点)を機密解除し、公式サイトで公開したばかりのタイミングでのことだ。

 トランプ氏は大統領選中の2024年10月、世界一のポッドキャスター、ジョー・ローガンの番組に出演し「宇宙から来る人々には大きな関心が寄せられている」として、大統領1期目に行政機関から「多くのことを聞かされてきた」と明かしていた。

 今年2月、国防総省にUFOファイル公開を指示し、実際に公開され始めた。今回の「UFOファイル」第1弾では、国防総省、国務省、NASA、FBIの文字資料、画像、動画が公開された。ぼんやりした赤外線画像ばかりで、宇宙人や次元間存在などNHI(ノン・ヒューマン・インテリジェンス=非人間的知性)の存在を示す決定的な証拠はなかったが、今後も順次公開が続いていくという。

 連邦機密解除タスクフォースのエリック・バーリソン下院議員(共和党)は最近、FOXニュースの番組に出演し「私が見た映像には、かなり興味深いものもあります。例えばロシア潜水艦の周囲を飛行するUAP(未確認異常現象)映像や、航空機がUAPに向けて発砲している映像などです。だからこそ、今この場を通じて政権側に伝えているんです。もし彼らが公開しないなら、私はそれらの映像を入手して公開する能力があります」と話した。

 まだまだ衝撃的なUFOファイルが隠されているということだ。

 UFO研究家は「UFO専門家の間では、第1弾は画期的な内容はないと評価されました。曖昧なファイルばかり見せられ続け、人々がやがて飽きるように仕向ける作戦とも思われます。しかし、今回のトランプ氏のSNSでの宇宙人拘束画像の投稿により、NHIの存在の公開に対しての希望が持てます。NHIをいきなり見せられてはパニックになりますから、まずはAI生成画像の宇宙人を見せることで、地ならししておこうという可能性があります」と言う。

 実際、第1弾の公開でさえ、一部の米国民は動揺しているという。

 米国事情通は「トランプ支持層のキリスト教保守派の一部にとって、神を超える存在かもしれないファイルの公開は厄介な問題となっています。一方、その一部には、NHIのことを『天使』や『悪魔』と解釈して納得する者が出ています」と指摘している。