チャールズ国王に現在最も信頼されている側近の1人が、国王を「大きな苦痛」から救うため、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の間の亀裂を修復すると誓っているという。英紙デーリー・メールが10日、報じた。
2月に国王の副秘書官に就任した元外交官のテオ・ライクロフト氏(50)がその人物だ。2022年のエリザベス女王の葬儀以来、疎遠になった兄弟の関係を修復することが「最優先の使命」であり、同氏はキャリア上最大の目標として覚悟していると伝わっている。
同氏の夫人は、元英首相のデヴィッド・キャメロン氏の夫人サマンサ氏の異母妹であるフローラ・キャサリン・アスター氏。生え抜きのエリートであり、現在のヘンリー王子とウィリアム皇太子の状況を「とんでもなく馬鹿げている。国王のためにも早急に解決したい」と表明しているという。
ある情報筋は「テオはそろそろ兄弟が顔を突き合わせて話し合う時だと考えている。周囲は『彼の言うことは間違っていない』という感じになっている。彼はこれが国王にとって大きな苦痛の源であることを完全に理解しており、それを解決するのを手助けすることが自分の最大の仕事だと思っている」と証言している。
これらの情報は、ヘンリー王子が来年バーミンガムで開催されるインヴィクタス・ゲームの準備を支援するため、7月に英国へ渡航する際に、国王が王子と面会する可能性があるとの憶測が飛び交う中で流れたものだ。
ライクロフト氏の友人たちは、彼が国王の側近グループ内で急速に信頼を獲得した理由について、政界とのつながりに加え、冷静かつ政治的に抜け目がなく、難しい人物やデリケートな状況をうまく切り抜けることができる人物として評判が高いことを挙げている。こうした能力は、国王を救う上で大いに役立つと見られている。
経歴も申し分なく、オックスフォード大学卒の弁護士であり、元外交官でもあるライクロフト氏は、05年に外務省に入省し、首相の法律顧問、司法長官府の国際法部門長、そして後にパリの英国大使館の副大使などの重職を歴任してきた。
また同氏は皇太子と親しい関係にある。21年から25年に副大使としてパリ駐在中、皇太子に協力し、注目度の高い国際行事に携わった。先月の国王夫妻の米国訪問における手腕でバッキンガム宮殿とケンジントン宮殿に感銘を与え、トランプ大統領と気候変動対策を推進する国王との間の外交上の懸念を解消したライクラフト氏の能力に驚嘆したという。
ある王室関係者は「テオは、ヘンリー王子とウィリアム皇太子が握手を交わし、チャールズ国王が王子との関係を修復できるようにする必要があると考えている。彼は少数派かもしれないが、国王の米国訪問後、現時点ではこの王室内で最も尊敬されている人物だ」と断言している。












