京都府警が8日、京都・南丹市で殺害された安達結希さん(当時11)の事件で取材に応じた。

 結希さんの事件をめぐって京都府警は今月6日、結希さんの遺体を遺棄した容疑で逮捕していた安達優季容疑者を殺人の被疑者として再逮捕し、捜査本部名を「南丹市園部町における男子児童殺人、死体遺棄事件捜査本部」に改めた。

 本件は3月23日の朝、自宅付近の公衆トイレで容疑者が結希さんを殺害し、遺品や遺体を南丹市内の各所に移動、遺棄したというもの。京都府警は行方不明となっていた結希さんを懸命に捜索したが、先月13日に遺体で発見。事情聴取を進めるなかで父親・優季容疑者が結希さんの殺害と遺体の遺棄を認め、京都府警が捜査してきた。

 京都府警は「(優季容疑者は殺害後)自宅に戻る前に遺体を裏山に遺棄し、24日にかけて遺体をランリュックが発見された付近に移動。次に靴が発見された付近に移動させ遺棄したあとに、遺体が発見されるまで1週間以内にランリュックと靴を遺体から取り外して、まずランリュックを投棄。次に靴を投棄、最後に遺体を最後に発見された場所に遺棄。この順番で投棄、遺棄がなされた」と説明した。

 ランリュックが遺棄された時刻のみ「暗くなった頃」とし、靴と4回移動された遺体の時刻については「全て明るい時間帯」に投棄、遺棄されたと明かした。

 続けて遺品の保管場所について「ランリュックと靴を遺体から取り外して投棄するまで、被疑者の所有車両で運搬や保管をしていた旨、供述しています」と明かした。

 遺棄の状況について「4回とも埋められたり、家屋内に隠されていたものではなく、地面に置かれた状態です」。

 遺棄の理由などは「捜査に支障がありますので、回答は差し控えさせていただきます」と回答した。