東京・福生市で男子高校生がハンマーで殴られた事件で、警視庁は1日、殺人未遂容疑で公開手配していた高林輝行容疑者(44)を、潜伏先の千葉・習志野市内で逮捕した。

 捜査関係者によると、高林容疑者は自宅から徒歩でJR福生駅方面に向かい、その後車で千葉方面へ移動。1日昼ごろに高林容疑者の車が見つかり、午後4時過ぎ、習志野市内のアパートの一室に潜伏していた容疑者を見つけ逮捕した。高林容疑者は抵抗する様子もなく、調べに「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。

 事件は先月29日午前7時過ぎに発生。高林容疑者と同居する母親が、自宅向かいの飲食店の駐車場でたむろする男子高校生ら数人を注意。しかし、その後も高校生らが居続けたことから、容疑者がハンマーで複数回殴打した。殴られた高校生のうち1人は左目の眼底骨折の重傷。通報を受けて駆け付けた警察官にも、サバイバルナイフを向け、噴射器で液体をまきケガをさせた。

 動機の要因は高校生による騒音トラブルだ。男子高校生らは近隣でよく見られる〝ヤンチャな若者たち〟。高校生を知る20代男性は「バイクが好きな人たちで普段から5~6人グループで、その辺を走ったり夜景を見に行ったりしている。29日の朝も5~6人でいたそうだ」と明かす。

 SNS上では「暴力はいけないが、容疑者も追い込まれていたのだろう」「ご近所トラブルって警察に相談してもなかなか解決されない」といった意見も。フリーアナの宮根誠司は1日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」で「(暴力は)絶対にダメですけど…」と断ったうえで「ご近所トラブルがあったということは複数の方がおっしゃっている」と指摘した。

 とはいえ、いくら騒々しくても暴力をふるっていい理由にはならない。容疑者は法の裁きを受けることになる。