英国王室の最大行事「トゥルーピング・ザ・カラー」が13日に行われ、反君主制派の人々がキャサリン皇太子妃の3人の子供たちにブーイングを浴びせた際、厳しい表情でにらみつける一幕があった。英紙サンが14日、報じた。

「トゥルーピング・ザ・カラー」は英国君主の公式誕生日を祝う毎年恒例の行事で、王室行事の中でも最大級のイベントの一つでもある。王室メンバーはパレードを行ったが、抗議団体「リパブリック」のメンバーがパレードの最中にデモを行い、「私の国王ではない!」と叫んだ。

 キャサリン皇太子妃は、12歳のジョージ王子、10歳のシャーロット王女、8歳のルイ王子とともに馬車に乗っていたが、3人の子供たちは沿道に集まった何千人ものファンに手を振りつつ、抗議者たちがシュプレヒコールを上げたりブーイングをしたりするのを見て、困惑した表情を浮かべていた。

 皇太子妃は子供たちを守ろうとするあまり、デモ参加者たちに厳しい視線を送った。ソーシャルメディアで共有された動画クリップには、皇太子妃が抗議者たちを怒りの表情でにらみつけている様子が映っている。温厚な性格の皇太子妃にとってはめずらしい光景だった。

 その短い動画には「もし視線で人を殺せるなら」というキャプションが添えられていた。ある王室ファンは「大人が子供にブーイングをした。恥を知るべきだ」と書き込んだ。別のファンは「シャーロットは泣き出しそうに見えるし、ルイは困惑しているように見える」と記している。

 その後、キャサリン皇太子妃と子供たちは、チャールズ国王や王室の他のメンバーと共にバッキンガム宮殿のバルコニーに立ち、レッドアローズの飛行展示を観覧し、群衆に手を振った。

 パレードが始まる前に、警察は抗議団体のメンバーに対し、ザ・モール内の指定された区域にとどまるよう警告していた。警官や係員がパレードルート沿いの一般市民の通行を許可するまで、彼らはその場から離れるように指示され、観客が前進を許可されるまでは旗を掲げたり、騒音を発する装置を使用したりしないように指示されていた。

 警察は、これらの規制は「イベントが深刻な混乱なく、馬への影響を最小限に抑えて無事に終了することを確実にするためのもの」だと述べた。

 同団体の最高経営責任者であるグラハム・スミス氏は、これらの規制は「卑劣だ」とし、デモ参加者を「王室の目に触れない場所」に閉じ込めることになると述べている。

 王室のパレードには自体には、騎兵と徒歩の兵士合わせて1350人以上と、300人の音楽家が参加した。