前兵庫県明石市長の泉房穂参院議員と実業家のひろゆき氏が、来年春の統一地方選に向け政治団体を設立したことが30日までに分かった。両氏が共同代表に就き、団体名は「ひろゆき&いずみ新党(仮)」。

 ひろゆき氏の妻でWebデザイナーの西村ゆか氏がXで「騙し討ちにあった気分です」と団体設立に不満を爆発させており、ひろゆき氏と泉氏の先走りとも思えるが、新党設立プランはしっかりと練られていたようだ。

 30日に泉氏が自身の公式YouTubeチャンネルを更新。泉氏は「いわゆる地方自治体のトップに立候補して、通っていただき、政策実現をしていただく。『古い政治を続けますか?』、『新しい政治に代わって、生活が助かる方がいいですか?』という2択の選挙を想定している」と説明した。

 泉氏によると今後のスケジュールは5段階になっているという。現在が第1段階で、公約の整理と党名の募集。第2段階で10月に記者会見を開き、正式な政党名と公約発表。候補者公募開始とともに、候補者選考委員会のメンバーを発表。第3段階として年明けに候補者発表。第4段階は来年4月の統一地方選で、当選し政策実行。

「ここまでをパッケージでやりたい。第5段階がその翌年の参院選、そしてきたるべき総選挙に備える。このファイブステップでやっていきたい」とビジョンを示した。有名人候補についても「可能性はあると思って、打診している状況で複数名はいます」と認めた。

「ゆかさんが怒ったのは当然のリアクションですよ。選挙に出馬するとなると家族の協力は絶対ですから。出馬のハードルは高いですけど、候補者選考委員会はひろゆき氏と交流がある(人気YouTube番組の)ReHacQのメンバーが名前を連ねるかもしれません。そうなると注目度も上がるでしょう」(永田町関係者)

 石丸伸二氏が代表を務めた地域政党「再生の道」は選考の様子を配信するなど候補者の知名度アップを目指したが都議選42人、参院選10人を擁立しながら全員が落選。「ひろゆき&いずみ新党(仮)」はどんな道をたどるのか。