先月末に辞職を表明した後、撤回するドタバタがあった都議会議員のさとうさおり(佐藤沙織里)氏が14日、議員辞職した。昨年の都議選で初当選し、発信力を生かして都議会の問題を指摘してきたが、辞職の詳しい理由は明かさないままとなった。
さとう氏は「本日、議員辞職をいたしました。すでに東京都議会の方には辞職届を提出済みです」と報告し、「今まで以上に命を守り、今を生きる活動に専念したいと思います」と説明。支援者らに「大変なご心配とご迷惑をおかけしました。心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
具体的な辞職理由については、自分だけの話にとどまらないということで、「今までお話しさせていただいた内容以上のことは公表を差し控えさせていただければと思います」とした。
辞職報告後、ライブ配信を行い、海外の病院に入院していると明かした。「1か月、2か月くらいしたら出られる。海外の方が落ち着いて治療できるからですね」。SNSで指摘されることもある妊娠や出産は否定した。
配信の視聴者から都議を目指す若者へのアドバイスを求められると、「仲間を作れ、ですね」。「『早く行きたいなら1人で行け。遠くに行きたいならみんなで行け』。それを痛感しています。ある程度うまくやれってことですね。無所属を志す方にはそれに尽きます。でも自分にウソをつくなっていう。これは難しいですよ」と1人では限界もあったと振り返った。
都議会で仲間を作れなかった理由について、「すごく怖がられていた。実際に話した方がっていうよりも話す土俵に上がれない。直接お話をする前に敵対されることが多かった」とビビられていたという。
都議会関係者は「さとう氏が都議会で浮いていたのは事実です。同僚議員からすると、政治家というよりYouTuberとしての印象が強すぎたようです。バズり目的ではないのかという警戒感ですね。ただ、なんとかしてうまくやっていけるよう気にかけている人もいたんですけど」と話した。
さとう氏のYouTube登録者数は59万人。公認会計士で〝減税メガネ〟の愛称で、SNSを駆使し、定数1の都議選千代田区選挙区で当選し、話題となった。熱心な支援者もおり、SNSでの存在感はほかの都議では太刀打ちできないレベルだった。今後も発信を続けるとして、支援者らに感謝と謝罪を繰り返していた。果たして次は何をするつもりなのか。












