高市内閣の支持率が低下する中で、自民党の小渕優子衆院議員の動きに注目が集まっている。

 小渕氏は自民党税制調査会のインナー(非公式幹部会合メンバー)の副会長を辞任する意向を示している。

 29日までに更新されたYouTubeチャンネル「楽待」に、ジャーナリストの須田慎一郎氏、今野忍氏、元衆院議員の宮崎謙介氏が「消費減税は実現するか」をテーマに議論。小渕氏の意図に今野氏は「お父さん・小渕恵三さんを尊敬している。(竹下政権の)官房長官時代に竹下登さんが入れたのが消費税。経世会の流れをくんだ平成研の人たちが消費税を作ってきたという歴史の中で、その系譜を持つ自分としては抗議という意味」と解説した。

 宮崎氏は小渕氏が「中国大使館に招かれている」と指摘したうえで「高市さんの次を見据えて、小渕さんを中心に反高市陣営が集められている。中国は高市さんであるうちは話はしないという感じ。小渕さんは中国側としては受け入れやすい」と話した。

 小渕氏が辞表を出した翌日に〝女子会〟が開催されたという。今野氏は参加メンバーについて「小渕優子さん、野田聖子さん。残り2人がすごいよ。小池百合子都知事、連合の芳野(友子)会長」と明かし、「ずっと自由党系の流れで来た小渕さんと清和会・岸さん、安倍さんの系譜で来ている高市さん。要は自由民主党の民主党系と自由党系だからね。小渕さんと高市さんは完全に対岸にいる2人」と述べた。

 小渕氏は2014年に関連政治団体が支持者向け観劇会費用などについて不透明な会計処理を行った疑惑が表面化。経産相を辞任し、影が薄れていた。反高市で小渕氏を担ぐ動きはあるのか。

「財務省の手前も含めて『次行くんだったら今から勝負かけなきゃ』って誰かがたきつけたと思う。小渕さんはベテラン議員から人気があるんです。お父さんにお世話になったという人は多いですから」(自民党関係者)

 存在感を示すことはできるか。