高市早苗首相は8日の参議院本会議に出席し、昨年10月の自民党総裁選や今年2月の衆議院選挙で、自身の陣営がほかの候補者を誹謗中傷する動画をSNSに投稿していたと報じられた問題について答弁した。
4月30日発売の「週刊文春」は、高市早苗陣営が昨年の自民党総裁選で公式とは別の匿名アカウントを通じ、小泉進次郎防衛相ら対立候補を中傷する動画や高市氏を礼賛する動画を投稿していたと報道。また2月の衆院選では、中道改革連合の幹部らを中傷する動画を大量に投稿したと報じていた。
立憲民主党の小島智子参院議員は「高市総理周辺が関わったとされる、ある重大な疑惑が浮上しています」と斬り込むと「(誹謗中傷動画の投稿が)事実だとすれば、選挙の正当性が疑われ、民主主義の根幹をも揺るがしかねない重大な問題と考えますが、本件で関与が指摘される地元の公設第一秘書や関係者に確認した上で、こうした事実があったのか否か正確なところをご答弁ください」と質問した。
これに高市首相は「報じられた内容について事務所の職員に確認したが、高市事務所および高市陣営において、昨年の自由民主党総裁選および、本年の衆議院選挙において、高市事務所が運営するアカウントでのSNS発信は行いました」と説明。その上で「それ以外のアカウントでの発信は行っておらず、また他の候補に関するネガティブな情報を発信する、あるいはそのような動画を作成して発信するといったことは一切行っていないという報告を受けております」と答弁し、一連の報道を否定した。












