弁護士の若狭勝氏が10日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。磐越自動車道で6日、北越高校の生徒20人を乗せたマイクロバスがガードレールに突っ込み、男子生徒1人が死亡した事故についてコメントした。
学校はこの日、2回目となる記者会見を実施。7日の会見では、バス会社・蒲原鉄道による「予算を抑えたいという学校側の要望で、レンタカーで対応した」「運転手の依頼もあった」との趣旨の説明を否定し、双方の説明が食い違っていた。
この日の会見でソフトテニス部顧問の寺尾宏治教諭は自身がバスを依頼した際「レンタカーを手配してほしいとか、運転手の紹介を依頼したことはない」と、改めて蒲原鉄道の説明を否定した。
若狭氏はこの会見について「一番不自然に思ったのは、高校のソフトテニス部の顧問の人が、蒲原鉄道の営業担当が学校側の主張と反するようなことを言ってるのに対して、記者に感想を求められ『営業担当の人には非常に感謝してる』と。あるいは『ちょっと複雑な思いだ』とか言ってるんですよね」と指摘。
「普通だったら、事実でもないことを言われたら、怒り心頭ですよ。『もう、あんなの絶対許せない』というふうに言うのが普通なのに、蒲原鉄道の営業担当の人に対しては『感謝してる』というようなことを言うっていうのが、私は一番違和感がある」と首をかしげた。
MCの宮根誠司が「学校側は正規のお金を払っていると。蒲原鉄道側は『今回はボランティアだ』と。で、その運転手の容疑者にもお金払ってないってことは『そのお金は誰がどこにやるんですか?』って話になってくる」と告げると、若狭氏は「保護者から受け取ったお金が、結局自分たちのどっかに流しちゃったとか、自分の用途に使っちゃったということになると、それは詐欺罪になると思いますね」と分析した。
さらに若狭氏は「今回の事件はいろんな発展が考えられる」とし、「レンタカー会社に、蒲原鉄道の営業担当の免許証を提示している。普通レンタカー会社は、免許証を提示した人が運転すると思うわけですよね。ところが実際は、事故を多発していると思われるような危ない人が運転してたということになると、レンタカー会社とすると保険も下りなくなるし、だまされた感じになるわけです。免許証を提示した人以外の人が運転するということ自体、だまし行為。真意は隠したまま自動車を交付を受けるとなると、詐欺罪になる」と解説した。
また、宮根が〝白バス疑惑〟について「容疑者に『これ昼食代です』って言って金銭を渡しても、ダメですか」と尋ねると、若狭氏は「現金で昼食代とかいろいろと名目をつけて渡すことってあるんですけど、金額によると思うんです。本当の昼食代で1000円とかだったら、あんまり起訴価値はなくなっちゃうんじゃないかなと思う。それを上回るお金、5000円とかいってるとすれば、これは白バス行為ということで違法にはなる」と見解を示した。












