少女買春などの罪で起訴されたジェフリー・エプスタイン元被告の〝自殺メモ〟が6日に公開され、米国の主要メディアが大きく報じている。
米ニューヨーク州連邦地裁は同日、米ニューヨーク・タイムズ紙の申し立てを受け、エプスタイン氏が書いたとされる自殺メモを公開した。
「ヤツらは何か月も捜査した―だが何も見つからなかった!!!」「だから16歳少女の件でこの結果だ!」「自分で別れを告げる時を選べるのは特権だ。俺にどうしろってんだ―泣き崩れろってか!!」「楽しくない―割に合わない!!」と記されている。
このメモは、2019年7月、性的人身売買容疑で逮捕された数日後、マンハッタンの拘置所内でエプスタイン氏が自殺未遂をした後に書かれたものとされている。
米投資家で富豪だったエプスタイン氏は1990年代半ばから10年以上にわたり、米領ヴァージン諸島のリトル・セント・ジェームズ島(通称エプスタイン島)で数十人の少女らを性的虐待し、多くの著名人たちに児童買春をさせたといわれる。性的虐待罪などで起訴され、2019年8月、勾留中に自殺した。
メモは、自殺未遂時の同房者だった元警察官ニコラス・タルタリオーネ受刑者(4人殺害の罪で有罪判決)が発見したもの。同受刑者が2023年の有罪判決後にメモの存在をほのめかしたため、同紙が裁判所に開示請求していた。
このメモの公開が大騒ぎになっているのは、エプスタイン事件が〝JFK暗殺事件〝や〝政府によるUFO隠ぺい説〟などと並ぶほど都市伝説化しているからだ。
米国事情通は「エプスタイン氏の自殺時、監視カメラが故障しており、看守が居眠りしていた。1か月前に自殺未遂をしたばかりなのに監視体制が甘く、首の骨折が複数あったなど、不自然なことだらけです。今回のメモ公開によって、米司法当局の公式見解である『自殺』の根拠が補強されることになるので、主要メディアが大きく扱っています」と指摘する。
論争は決着するのか。












