元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が3日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。ジャーナリストの門田隆将氏と口論まがいの激論を繰り広げた。

〝武器輸出〟解禁の是非が議題になると、橋下氏は先の日米首脳会談を振り返りながら「ホルムズ海峡の自衛隊派遣の時に、一応正式には憲法9条を制約とは出してないとは言ってるけれども、ニュアンスは出てることは間違いないんですよ」と指摘し「世界各国はあの戦争には参加する意味があるのかどうなのかっていうことで、トランプさんとぶつかる。でも、日本はそれを避けてですね、憲法ないしは法律というものを盾にして断ったわけです。じゃあ、武器輸出の時もね、トランプさんが、今もう武器足りないわけでしょ。『おい、日本、ちょっとこっちに武器回せ』となったら、ノーと言える政治家がいるのかな?と」と懸念を示した。

 さらに、高市早苗首相の〝ドナルドだけ〟発言などの対応に理解を示しつつも「世界的に見れば『ノーと言えない日本』というのを世界で示したわけじゃないですか。メローニさんだって、メルツさんだって、スターマー首相だって、ノーと言って今、大喧嘩になっててね。それぐらいのリーダーだってことになれば、もう政治判断任せますっていうの言えるけど、それが言えないあの日本の国会議員たちに丸投げしちゃって、大丈夫なのかな」と首をかしげた。

 これに門田氏が「それで言うと、どの部分がノーと言うべきだったんですか?」とカットイン。橋下氏が「ホルムズ海峡については、関与は求められてるじゃないですか」と返すと、門田氏は「関与は求められても、派遣は言われてないじゃないですか」と主張した。

 橋下氏が「いや『われわれは自衛隊を参加させるだけの意義は見いだせません』と言って『ノー』と言ったらいいじゃないですか。それを憲法とか法律で。法律でできるかできないかなんてそんなこと言わず」と応じると、門田氏は「法律でできない以上に何が言えるんですか?」と反発。橋下氏が「憲法9条を一番ダメだと言ったのは門田さんじゃないですか」と皮肉ると、門田氏は「だけども9条はあるんだから…」と反論した。

 その後も論戦は続き、橋下氏が「それ(憲法9条)は使っちゃダメですよ。政治の意思でノーと言わなきゃ。憲法なんか度外視して」と諭すと、門田氏は「憲法を無視するなんて政権は存続できません。いや、それ憲法を無視して協力しますって誰が言えるんですか!」と声を荒らげていた。