NHK党の立花孝志党首(55)が14日、国会内で会見し、参政党のライバル政党になる「アルカリ党」の結党プランを披露した。 立花氏は「参政党に対抗するためにはアルカリ党をぶつけて、中和しようかと思っている。科学的根拠がないところには中和しないといけない」と話した。

 7月の参院選で、参政党は反ワクチンやノーマスクを訴えるなどして、比例代表で約170万票を集め、国政政党になった。立花氏は選挙中から参政党が有権者から資金を集める方法に疑問を呈し、選挙後には当選した神谷宗幣副代表と公開討論していたが、物別れに終わっていた。
 
 立花氏はただのシャレではないとして、「アルカリ党の主張は全部、参政党と同じ。違う点は参政党はお金をもらうが、アルカリ党はもらわない。無料です。(アルカリ党は)僕じゃない人につくってもらおうかと思っている」と意中の人物がいることをほのめかした。