NHK党の立花孝志党首(55)が21日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(31)とコラボ。先の参院選で当選したガーシー(東谷義和氏=50)の国会議員としての生みの親を「へずま」に認定した。

 立花氏は「国会議員〝ガーシー〟を作り出したのは実はへずまと言ってもいい」と話した。へずまは昨年10月に行われた参院山口補選にNHK党公認で立候補した。

 この時、本名の原田将太ではなく、「へずまりゅう」の通称で申請。迷惑系ユーチューバーとして、悪名をはせた実例を盾に立花氏が事前に選挙管理委員会側と掛け合い、認定させていたものだった。

 通称認定は統一基準がなく、本名より広く通用されているものが目安となっている。立花氏はこの時の成功例を参考に東谷氏を擁立した際も「ガーシーの通称認定はへずまが通ったことで100%通ると思った。へずまが通したのが功績」としたうえで、「多くの人はガーシーという名前で立候補できるのと一番の疑問でしょ」と〝ガーシー〟の通称認定で、話題を集めたことにつながったと指摘する。

 またガーシーの公式ユーチューブチャンネルは参院選前にBAN(アカウント停止)となりながらも他人のチャンネルにコラボ出演しているが、これもへずまの例を参考にしているという。

 へずまは魚の切り身を会計前に食べるなどして、逮捕され、釈放後にユーチューブチャンネルを開設しようとしたが、即日BANとなった。しかし、へずまは別のユーチューバーとコラボする形なら可能で、〝出演禁止〟までにはなっていない。

 ガーシーも同様で、立花氏は「ガーシーは単体では出られないが、もう一人誰かいれば大丈夫。ガーシーがユーチューブには出られるのをへずまが証明した。ガーシーというモンスターを作り出したのはヒカル君だが、国会議員〝ガーシー〟を作り出したのはへずまといってもいい」と目を細めた。

 すっかりへずまを褒めたたえた立花氏だが、今後の選挙での擁立については完全否定した。

 安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選が控えている中、地元のへずまは興味を示していたが、立花氏は「さすがに公認しない」としたうえで、「(他の候補者が)へずまがいるNHK党からは絶対出ないとなる。差し引きで考えて、二度と選挙に誘うことはない。二度と公認はしません(笑い)」とNHK党公認での擁立は〝永久BAN〟とした。