19日、東京・奥多摩町と埼玉・秩父市にまたがる仙元峠付近で上半身のない遺体が見つかった。
警視庁によると、遺体は下半身のみの状態で、周辺には大型動物のものと見られる足跡が見つかっている。遺体の状況からクマに襲われた可能性があるとみて調べている。
17日にも同町内の林道でロシア人男性がクマに襲われ、顔や腕に重傷を負ったばかりだった。環境省によると都内でのクマによる死者は、現在の方法で統計を取り始めた2008年度以降、確認されていないという。
連日、全国各地でクマによる被害、目撃情報が相次ぐなか「上半身のない遺体」が報じられ、SNS上には「怖すぎる」「とうとう、首都圏でこのような事態に発展してしまった」といった声が上がっている。
猟友会関係者によると「クマがシカなどを食べる時、内臓は食べても頭部は食べない。今回、クマが襲ったとすると時間が経過した後にクマ以外の他の動物が頭部などを移動させた可能性が考えられる」と推察した。
一度、人を襲ったクマは再び人を襲う可能性は高い。「ハンター好きのクマもいる。銃声がするとそこにハンターが撃ったシカがいると思って寄ってくる。クマよけの鈴をつけても、人を襲ったことがあるクマは逆に人だと思って寄ってくる。山に入る時はピッケルなどを持って入ること。何よりも山に近づかないのが一番」(同)
青森県ではクマの目撃情報に関するイタズラが横行。クマの発見者が目撃情報を共有するためツキノワグマ出没管理システム「くまログあおもり」を運用しているがデマ投稿が続発。県では偽計業務妨害の疑いもあるとして、警察に情報提供をしているという。
クマ被害の深刻度は日に日に増している。












