沖縄・辺野古沖で起きた船の転覆事故をめぐりさまざまな情報がSNSで広まっている。地元メディアの関心も高まっている。

 事故が起きたのは3月16日。京都・同志社国際高校の生徒が平和学習の一環として、米軍普天間飛行場の移設先である辺野古沖を見学した際に、移設に反対する抗議船2隻に乗船。2隻とも転覆し「不屈」の船長の金井創氏と「平和丸」に乗っていた同校生徒の武石知華さんが亡くなった。

 現在、海上保安庁の第11管区海上保安本部が業務上過失致死傷の疑いなどで抗議船の運航団体を捜査している最中だ。進展がない中で、SNSでは新情報が広がっている。

 武石さんの遺族はnoteで情報発信を続けている。10日更新の投稿では同校の沖縄研修旅行について言及。約20年前から辺野古コースは設けられていたというが、2013年、14年はなく、15年に復活していた。

 遺族は「なぜ2015年に復活したのか。誰が主導してコース設定をしたのか。現時点でその経緯はわからない。この点は第三者委員会の調査で明らかにされることを期待している。資料から読み取れることとして記述すると、2015年度の高2学年主任は西田現校長である」と指摘した。

 ほかにもある。あるX(旧ツイッター)アカウントは転覆後の音声や、同校生徒から遺族に送られたというメールを公開。WEBライターは「かなり詳しい情報で事実であればもっと大きな問題となるでしょう。このアカウントには沖縄のテレビ局が接触をしており、地元メディアでも取り上げられるかもしれません」と話した。

 武石さんの遺族はnoteで「沖縄のテレビや新聞では、ほとんどこの事故の報道は無いと聞いています」と書いたこともあったが、状況は変わりそうだ。