米国防総省が8日、これまで機密扱いされてきた「UFOファイル」第1弾を公式サイトで公開した。1940年代から2020年代までにわたる国防総省、FBI、NASA、米中央軍などのUFOに関する機密解除済みの動画、画像、文書162点となった。今後も数週間おきに順次公開されていくという。すでに衝撃的な内容が公開されたが、米連邦議員によると「まだまだバケツの一滴」にすぎないようだ。
UFOファイル公開は、トランプ大統領が2月、国防総省に対し、政府が保有するUFOおよび宇宙人に関連する政府記録の機密解除を命じたことを受けてのものだ。
そのトランプ氏は公開について、自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「過去の政権はこの問題について透明性を欠いていた。しかし、これらの新文書と映像により、国民は自分自身で『一体何が起きているんだ?』と判断できるようになる。楽しんでくれ!」と投稿した。
例えば、画像では、1969年にアポロ12号が月面着陸した際に、月の上空の暗い空間に説明不能な物体が浮かんでいるように見えるNASAの写真が公開された。
動画では、2013年に米中央軍が赤外線センサーで撮影した1分46秒の映像が公開された。センサーが八芒星のような形状のUFOを捉え、ズームアップしたものだ。また、2024年に米インド太平洋軍が東シナ海において、赤外線センサーで捉えたラグビーボール型UFOの映像もある。
文書では、1966年10月19日付のFBI内部メモとして「宇宙服とヘルメットを着た身長4フィート(約120センチ)の宇宙人」が米軍施設の近くで目撃されたという証言もあった。
また、国防総省が現在のところ「最も説得力のあるものの一つ」と評価したのは、米西部で2023年の2日間にわたり、連邦政府職員7人が複数のUAP(未確認異常現象)を目撃し、それぞれ別個に報告した証言。今回、「オーブがオーブを発射」というタイトルで、要約が公開された。
今回の公開について、UFO研究家のデニス・アンダーソン氏は、米紙ニューヨーク・ポストに対し、「最も無害なものが公開された。曖昧な資料ばかり見せられ続ければ、人々はやがて飽きるでしょう。それこそが政府の狙いであり、完全な情報公開を避けるための戦術です」と辛口に指摘した。
一方で、公開に尽力した連邦機密解除タスクフォースのメンバーであるティム・バーチェット下院議員はXに「連邦政府は、こうしたファイルは存在しないと言っていた。しかしトランプはディープステートに立ち向かった。今回の第1弾公開は大規模だ。しかし、これから来るものと比べれば〝バケツの一滴〟にすぎない。今後、とんでもないものが来る」と投稿した。
バーチェット氏は公開前、ニュース番組に出演し、「ほぼすべてのアルファベット機関(CIA、NASA、FBIなど)」から機密の説明を受けたとして、「もし私が見たものが公開されれば、あなたは夜も眠れなくなるでしょう。それが公開されれば地球がひっくり返るほどの衝撃になります。この国は大混乱に陥り、国民は説明を求めるでしょう」と明かしていた。
今後の公開に期待が高まるばかりだ。UFO研究家の竹本良氏は「第1弾の公開では、宇宙人や地球外生命つまり〝宇宙人の乗り物〟と言い切れるUFO/UAPはありません。だが、これらを現在の地球人科学でつくれるかというと疑問に思える動画はありますね。第2弾、第3弾と続いていくようですが、まだまだ前座なのでしょう。7月4日に米国は建国250年を迎えますが、その際にトランプ大統領がスピーチするにあたって、最大の目玉は〝宇宙人宣言〟に違いありません」と話している。
世界がひっくり返る発表が今後あるかもしれない。













