SNSで小児性愛者ジェフリー・エプスタイン氏がジョンベネ・ラムジーちゃんと関係を持っていたかのように示唆した動画が拡散している。父親のジョン・ラムジーさんは「AIが生み出したデタラメだ」と断言している。米メディア・TMZが27日、報じた。

 TikTokに「ジョンベネが〝エプスタイン・ファイル〟に載っている」と主張をする動画が投稿され、騒ぎになっている。

 米司法省は昨年12月以降、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告を巡る事件の捜査資料、裁判資料など関連文書「エプスタイン・ファイル」を順次公開している。

 公開された画像では、人物が映っているものは顔が黒塗りになっていることが多い。その一つに、エプスタイン氏が少女を肩車しており、その少女の顔が黒塗りになっているものがある。

 問題のTikTok動画では、この黒塗りの少女がジョンベネちゃんだと主張しているのだ。

 さらにその動画は、エプスタイン氏の元恋人で少女斡旋役のギレーヌ・マクスウェル受刑者が、ジョンベネちゃんの6歳の誕生日パーティーに出席していたと示唆している。

 しかし、ジョンベネちゃんの父親ジョン・ラムジーさんは、TMZに対し、「まったくの事実無根です。私はその動画を見ていませんが、AIがあれば何でも作れてしまう時代ですからね。いつか〝エプスタインの仲間だ〟と私が非難される日が来るだろうとは思っていましたが、まだ起きていませんでした。ネットの人々はとても残酷になり得ます」と否定した。

 ジョンベネちゃん殺害事件とはこうだ。1996年12月26日、美少女コンテストの常連だったジョンベネ・ラムジーちゃん(6=当時)が、米コロラド州ボルダーの自宅地下室から遺体で発見された。ボルダー警察は、父ジョンさんと母パッツィさんを容疑者として捜査し、1999年には大陪審が起訴を決定した。しかし検察は「証拠不十分」を理由に起訴を見送った。この事件は、いまだに未解決のままだ。