「平成三大未解決事件」の一つ世田谷一家殺害事件に新情報が浮上した。
2000年12月30日に東京都世田谷区上祖師谷3丁目の住宅で宮沢みきおさん(44=当時)ら一家4人が殺害された事件で、警視庁成城署捜査本部は10日、犯人は中2階の浴室の窓から侵入と逃走をした可能性が高いとの見解を示した。2階浴室窓に登るためには高い運動能力が必要となる。
また、1階の電話機の電源コードがコンセントから抜けていたことも分かった。殺害後、犯人は事件現場で一晩中、書類、パソコンを物色した形跡があり、冷凍庫にあったアイスを食べるなどゆっくりしていたが、犯行の発覚や通報を遅らせようとしていた可能性がある。
元警察関係者は「事件発覚のきっかけは、電話が通じず不審に思った実母が宮沢さん宅を訪問したことでした。犯人が抜いたとしたら逆効果だったと言えますが、逆に犯人が翌日すぐに犯行を発覚させたかったのかもしれません。抜いていなければ、電話に誰も出ないだけで、不審に思われなかったのですから。何か意図があるということです」と指摘する。
事件は00年12月31日に発覚。宮沢さん宅で、宮沢さんと妻泰子さん(41=当時)、長女にいなちゃん(8=当時)、長男礼ちゃん(6=当時)が刃物などで殺害されているのが見つかった。
現場に残された犯人の指紋やDNA型、遺留品のヒップバッグのベルトの長さとジャンパーのサイズから、犯人は「犯行当時15歳~20代くらいの細身の男」と推定されている。
前出の関係者は「警察は、毎年年末になると事件を風化させないため、新情報を出しています。新情報がなければ、メディアが報じないからです。捜査は続行しており、情報を募っているということです。他にも情報はあるようですが、来たるべき逮捕時に犯人しか知りえない情報として、公開を控えているのでしょう」と語った。












