元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が22日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演。栃木県で発生した強盗殺人事件についてコメントした。

 栃木県上三川町の住宅で会社役員の富山英子さんが殺害され、息子2人もけがを負った事件で、遺族がこの日、報道機関に文書でコメントを発表。遺族は「穏やかに過ごしていた私ども家族は、今、どん底にいます」「私たちは、犯人たちのことを許すことは絶対にありません。同じような苦しみを味わって欲しいと思います」と訴えた。

 同事件では強盗殺人容疑で相模原市と川崎市に住む16歳の男子高校生4人、指示役とみられる横浜市の無職・竹前海斗容疑者、その妻の美結容疑者が逮捕されている。

 橋下氏は「一応日本の法の建前を言うと、少年の場合には死刑はないんですよ。仮に逆送といって刑事裁判になったとしても、無期懲役。さらにそこが事情によっては10年から20年の刑になるというのが法の立て前です。少年については、罰を与えるというよりも、教育・更生ということが主軸になるので、そういうような扱いになってるんです」と解説。

 その上で「僕はやっぱりね、1人殺害した場合には死刑ということも原則にするというような法を作るっていうのも、これは国会議員の役割」と主張し、「まだ海斗容疑者たちは否認はしているので、容疑が犯罪だってことを前提にしゃべるわけにはいけませんが、大人の事件でも最高裁の裁判例では、被害者が3人以上にならないと死刑にはならないという、一定の司法の裁判例があるんです。こういうこともね、『おかしいじゃないか』ということで声を上げて、ルールを作るのが政治だ」と私見を述べた。

 続けて「僕はやっぱり、1人殺害で死刑ということを原則にしながら、その上でいろんな情状を見ていくべきだと思いますけどね」と訴えた。