王室は5月19日のヘンリー王子とメーガン妃の結婚8周年記念日を祝う様子を一切見せなかった。関係者によると、この沈黙は意図的な冷遇であり、和解に向けた進展がいかに乏しいかを露呈するものだったという。英紙エクスプレスが20日、報じた。

「電話も、プライベートメッセージも、和解の申し出も、何もなかった。沈黙は意図的なものだった」と、ある情報筋はジャーナリスト、ロブ・シューター氏のポッドキャスト番組「Naughty But Nice」で語った。

 記念日当日、メーガン妃はインスタグラムのフォロワーに夫妻のプライベートな祝賀会の様子を垣間見せ、ヘンリー王子がレモンとエルダーフラワーのケーキと小さなペンギンの置物を持って到着する映像を投稿した。後者は、2人が婚約パーティーで着ていたお揃いのペンギンの着ぐるみへのオマージュである。

 妃は続いて、2018年の結婚式から厳選した2つの写真ギャラリーを公開したが、関係者によると、その選定にはある顕著な欠落があったという。それは、王室のメンバーが1人も写っていなかったことだ。

 同情報筋は「その省略は見過ごされなかった。写真はヘンリー王子とメーガン妃に完全に焦点を当てていた。まるで王室一家が記事から消し去られたかのようだった」とシューター氏に語っている。

 別の報道によると、ヘンリー王子が父であるチャールズ国王と兄であるウィリアム皇太子との関係を再構築しようとする、いわゆる「雪解け計画」について、かなりの憶測が飛び交っている。しかし、関係者によると、この計画は王室内で懐疑的に見られているという。

「ヘンリーはメディアを通じて和解を示唆するメッセージを発信し続けている」と、別の情報筋はシューター氏に語った。「しかし、王室内部の多くの人々は、これは真に信頼関係を再構築するためというよりも、広報戦略上の優位性を得るためのものだと考えている」。

 同情報筋は、両者の関係の根底にある深刻な状況について「依然として大きな傷つき、怒り、そして疑念が残っている。このような出来事は溝を埋めるどころか、その溝がどれほど深いかを露呈させるだけだ」と、和解は今後も見通しが暗いことを強調している。