「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(TBS系)が19日放送され、栃木県上三川町で親子3人が死傷した強盗殺人事件について取り上げた。

 事件をめぐっては少年4人が実行犯として、指示役として夫婦が逮捕されている。少年と夫婦は事件当日となる14日に初めて会ったとされる。警察はさらに上の指示役がいる可能性もあるとして捜査を続けている。

 番組には元兵庫県警察本部刑事部長の棚瀬誠氏が出演。この事件のポイントを問われ、「16歳の少年4人が立て続けに逮捕された後に指示役とみられる男女2人が逮捕されているわけですけど、私の印象では、この指示役もあくまで現場の指示役、現場監督のようなもので、芋づる的に逮捕されたというのは彼らもまた使い捨ての駒でしかなくて、もっと奥に組織の中枢、この首謀者がいるという印象があります」と指摘した。

 指示役として逮捕されたのは竹前海斗容疑者と美結容疑者の夫婦だった。夫婦と少年たちがどこで知り合ったかは不明だが、少年たちは1人がSNSで闇バイトに応募したうえでほかの少年を勧誘したとみられている。

 昨今の闇バイトはSNSだけでは人を集めにくくなっているようだ。棚瀬氏は「2、3年前に闇バイトが社会問題化されたあとに、SNSが闇バイトの募集のプラットフォームになっていたが、当時は『ホワイト案件』とか『高額バイト』『即金』とか、やや犯罪のにおいがする募集の仕方をSNSでしていたが、SNS事業者がそういった書き込みに対する対策を講じ、警察も対策を講じるとなると、SNSでの募集がやりにくくなっている。SNSだけでなく人づてで実行役を集めてくるというのを、やらざるを得ない。それが今回如実に表れている」と解説した。