人気歌手カイリー・ミノーグ(57)が最新ドキュメンタリーの中で2度目の乳がんとの闘いを初めて告白した。英紙デイリー・スターが20日、報じた。
カイリーは、20日にネットフリックスで配信開始された自身の最新ドキュメンタリー「カイリー」の中で、2度目の乳がんとの闘病体験について語り、涙を流した。カイリ―は2005年に乳がんを克服していたが、21年にも再び乳がんと闘い、こちらも克服したことを初めて明かした。
最初のがんの発覚は世界ツアーの最中だったため、診断は数日中に発表され、ツアーは中止になった。しかし2度目は病気と闘うことを秘密裏に行うことを決意したという。
公表しなかった理由については「最初の時とは違って、そのことを誰にも言わずに1年を乗り切ることができた。告白するのに適切なタイミングを探していたのですが、当時はどうしても言えませんでした。私はただの抜けがらのような人間だったんです」と説明した。
カイリーは2023年にグラミー賞を受賞した楽曲「パダム・パダム」が「私にとって多くの扉を開いてくれた」ことに感激したが、秘密裏に闘っていた深刻な健康問題について隠していたことに違和感を覚えていたと認めた。
「心の奥底では、がんは私の人生における単なる一時的な出来事ではないと分かっていました。だから、何が起こったのかを言葉にして、それを手放す必要があったのです」とカイリーは告白した。
さらには「2021年の定期検診で、二次性乳がんが見つかりました。早期発見は本当にありがたく、今日こうして元気でいられることに心から感謝しています」と語った。
最初に診断を受けたのは05年で、当時交際していたフランス人俳優のオリヴィエ・マルティネスとの間に子供を授かりたいと強く願っていた時期だった。カイリーは体外受精を受けるためにがんの化学療法を延期することを決めた経緯についても語っている。
母親になることについて「努力はしました。化学療法を延期してでも挑戦したんです。当時はとても怖かった。体外受精も何度か試しました。いつもほんのわずかな希望を抱いていました」と明かした。
「回復力とは何か、愛とは何かを学びました。がんを経験したことで大切なのは、自分が以前と同じ人間だということです。闘病を終えた時、以前よりもずっと自分らしくいられるようになったと感じました」。カイリ―は世界中から送られてきたファンからのカードやメッセージを保管しており「それらの手紙は、とてもつらい時期に、本当に大きな支えになりました」と感謝の意を述べた。












