世界的に知名度ある音楽チャート「ビルボード」のメインチャート「Hot 100」(総合シングルチャート)は毎年この時期、アメリカ・イギリスでは、昔の定番クリスマスソングが再ランクインし、上位を独占する。

 アメリカでは、22日(現地時間)発表の最新チャートで、米歌姫マライア・キャリー(56)の日本でもおなじみ「All I Want For Christmas Is You(邦題・恋人たちのクリスマス)」が3週連続首位を獲得した。

「この曲がこれまで米ビルボードで1位を獲得したのは、連続ではありませんがこれでトータル21週に。米ビルボード史上最長の通算首位獲得記録を伸ばしています」とは音楽関係者。

 同曲は、1994年にリリースしたアルバム「Merry Chiristmas」の収録曲で、初めて1位を獲得したのはかなり遅く2019年のクリスマスシーズン。それ以降、毎年2~4週連続で首位に立っている。

来日コンサートを行う22年前のマライア・キャリー
来日コンサートを行う22年前のマライア・キャリー

 一方イギリスの先週末発表の最新チャートは、オーストラリアの歌姫カイリー・ミノーグ(56)が、先月リリースした「XMAS」で初の首位を獲得。一昨年には「Padam Padam」「Tension」とヒットしたが1位とはならず、カイリーの首位獲得は2003年の「Slow」以来、実に22年ぶりとなった。

 これにより、前週まで1位だった英ポップデュオ「ワム!」の「ラスト・クリスマス」(84年)は2位にランクダウン。マライアの「恋人たちの――」は3位につけている。

「カイリーは最近、15年に出したクリスマスアルバムの復刻盤をリリースしました。XMASは、その頃からあたためていた楽曲。ワム!の〝ど定番クリスマスソング〟を抜いたとあって、イギリスでは超話題です」と同関係者。

 快挙の報から一夜明け、カイリーは喜び冷めやらずで、SNSに「これが(クリスマスで)すぐ終わるのはいや~」と投稿。22日には「Lovers(カイリーファン)との集まり以上に特別なことはない」と、その模様の動画を投稿した。

「80年代アイドルデュオ『Wink』がカバーしたことで知られるカイリーは、気さくな人柄で有名。昨秋の来日時は、なぜか生情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演し、今年のツアーを生告知しました。マライアの『恋人たちの――』は、一生お金(印税)が入ってくる〝年金ソング〟と化してますが、カイリーの『XMAS』も今後そうなりそう」と音楽関係者はみている。