不同意性交等、不同意わいせつの両罪に問われている元ジャングルポケットの斉藤慎二被告(43)が5日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)で行われた第6回公判で検察側から懲役7年を求刑された。この日をもって結審。妻でタレントの瀬戸サオリ(38)は一連の公判で証人出廷しなかったが、その背景は――。
斉藤被告は2024年7月、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で初対面だった女性Aさんの胸を触るなど複数回、性的行為をしたとされる。2人はバラエティー番組のロケに出演者として参加。AさんはSNSでも活動していた。
タレントが被告となる公判では当該タレントの家族が証人として出廷し、証言することがある。ただ、瀬戸は3月から始まった斉藤被告の一連の公判で出廷しなかった。
斉藤側は訴訟戦略で瀬戸の出廷はほとんど検討しなかったとみられる。都内の弁護士の解説。
「瀬戸さんが出廷すればAさん側を刺激しかねません。斉藤被告側としては訴訟戦略上で逆効果になる可能性が高いと判断したと思われます」
瀬戸は24年10月、インスタグラムで声明を発表。ロケバス内でAさんからも斉藤被告に対して「行為があり」などと主張した。
Aさんはその2日後、代理人弁護士を通して瀬戸の声明に反論。この日の第6回公判では、傍聴席から見えないようパーテイションで遮へいされた形で出廷し、「(瀬戸から)私に非があるように発信された」と訴えた。
「仮に瀬戸さんが出廷しても、何を主張して、斉藤被告の情状酌量をどう求めるのかという現実的な問題もあったと思われます」(前出弁護士)
斉藤被告は23年8月と9月にそれぞれフライデーデジタルで計2度の不倫疑惑を報じられた。瀬戸は1度目の同年8月、インスタで謝罪声明を発表した。
前出弁護士によれば、斉藤被告の女性問題が複数回あるため、瀬戸が出廷して主張しても説得力に欠けるのでは――というわけだ。
この日の第6回公判で、検察側は論告で、斉藤被告には「再犯を防ぐための長期処罰と教育が必要」とし、懲役7年を求刑。性的行為は芸能界における自身の優位な立場を利用したもので、同意がないと認識していたと指摘した。
弁護側は、斉藤被告は芸能界において影響力がなく、性的行為は同意を得ていたと誤信していたと反論した。
斉藤被告は最終陳述で頭を下げて改めて謝罪。地裁に対し、「当時、同意があったと思っていたことはご理解していただきたい」とした。判決は11月16日。













