8人組アイドルグループ「timelesz」の猪俣周杜容疑者(25)が知人女性(26)の顔を殴ってケガをさせたとして19日、傷害容疑で警視庁に逮捕された。異性に対する暴力はご法度。所属事務所からは一旦謹慎が言い渡されたが、「脱退は不可避」という声は多い。猪俣容疑者は〝疑念〟を抱かれたままオーディションで合格。事件の背景には〝素人感〟があったとされる。
「口論になって、手が当たったかもしれない」
「パニックになった」
猪俣容疑者はそう供述しているという。
捜査関係者によると、18日午後10時30分ごろ、東京・江東区のコンビニ駐車場に停めた車内で、口論になった女性の顔を複数回殴打。女性は鼻から出血し、顔にはアザがあったという。女性はコンビニに駆け込み助けを求め、居合わせた客が110番通報。同容疑者は臨場した警視庁署員に逮捕された。女性は猪俣容疑者と恋人関係にあるとの情報もある。
コンプライアンス順守が求められるなか、傷害事件は言語道断。早速、メンバー8人が出演するアディダスのABCマート限定モデル「TEKWEN(テクウェン)」の新CMの動画がホームページやXで見られなくなった。同CMは14日に公開されたばかりだった。
STARTO社は19日夜、声明を発表。女性に謝罪した上で「当面の間、猪俣を謹慎とし、活動を休止させていただくことといたします。当局の処分が確定し次第、猪俣の処分を正式に決定し公表いたします」と表明した。
一旦、謹慎で様子見するとのことだが、グループ脱退は避けられないだろう。代理店関係者の話。
「男性アイドルは女性ファンあってのもの。理由はどうあれ、異性を傷付けた猪俣容疑者はアウト。彼がいることで、グループ活動はままならなくなった」
猪俣容疑者は2022年11月、アイドルグループ「8iper(ハイパー)」で猪戸(ししど)周杜としてデビュー。1年半後の24年5月にグループのユーチューブ動画で卒業を報告した。理由は体調不良で「このまま活動をすることが難しくなった」というものだった。
ところが、舌も乾かぬうちに同年5月1日~6月2日の間で募集されたtimeleszの新メンバーオーディション「timelesz project(タイプロ)」に応募。あれよあれよと勝ち抜いて昨年2月、timeleszへの加入が決まった。グループの〝顔〟である菊池風磨(31)は「努力家」と評している。
「体調不良を理由に8iperを卒業し、すぐさまタイプロに挑戦していたわけです。当時、さまざまな疑念を生みました」とは音楽関係者。
事件の背景にはぬぐえない〝素人感〟があったとされる。バラエティー番組の現場ではこんなことも…。
「MCのフリにうまく返せなかったり、途中で噛んだりする場面が散見され、トークをカットされることもありました。タレントとしてはまだまだ駆け出し。きちんとコンプラ意識を持っていたのかも怪しい」(テレビ局関係者)
同容疑者はジュニアを経由せずにデビューしたこともあり、一部ファンから反感を買っていた。
芸能関係者によると「スタート社のタレントはジュニアで先輩のステージに立ち、汗をかくことでようやくデビューを勝ち取る歴史を踏んできた。ジュニア経験なしの猪俣容疑者を『一般人』呼ばわりするファンもいた」という。
冒頭の供述もいただけない。被害女性のケガの度合いを見る限り「手が当たったかも…」という主張には無理がある。警察は「容疑否認」と解釈しており、心証は悪い。加えて傷害罪は親告罪ではないため、仮に女性側と示談が成立したとしても、法律上は起訴される可能性は残っている。
まだまだ混乱は続きそうだ。













