登山家の野口健氏(52)が19日に自身の「X」を更新。同日に東京・奥多摩町と埼玉・秩父市にまたがる仙元峠付近で上半身のない遺体が見つかった事案について言及した。

 警視庁によると、遺体は下半身のみの状態で、周辺には大型動物のものと見られる足跡が見つかっている。遺体の状況からクマに襲われた可能性があるとみて調べている。

 記事を引用した野口氏は「『クマが人間を食べるようになった』と猟師たちが話していました。『罠にかかった鹿を食べだした頃からより肉食化しているのではないか』とも」と紹介した。

 また、「かなり前の事ですが僕も何度か山で熊に遭遇しました。ただ、僕の存在に気がついたら逃げていきました」と回顧。「故に単独でもさほど熊の脅威を感じていませんでしたが、今の熊は人間の存在に気がついて逃げるのかどうか。個体や地域によって異なるのかもしれませんが、明確な事は誰にも答えられないのでしょう」と語った。

 団体ならば過度に心配する必要はないというが「単独、少人数で山に入るのはかなり気をつけた方がいいと思います」と指摘。「高山ならより安全かとも思いがちですが、基本登山口は低山からのスタート。最近まで熊スプレーを持って山に登る事はなかったのですが…。熊の領域に足を踏み込むのでリスクはやむを得ないのですが、それでも怖い」とつづった。

 また、「それにしても、上半身のない遺体を見つけた方は…。さぞかし驚かれたというか、トラウマレベルですね」とも話すと「いや、本当に恐ろしい」と語った。