石原宏高環境相は13日に行われた参議院決算委員会で、各地で発生が相次ぐクマ出没に関する質問に答えた。
今年3月、クマの出没情報は307件で過去5年間で最多を更新。各自治体は死亡者やけが人が出ていることで発信する警戒情報に注意を払うよう呼びかけている。
同委員会で立憲民主党の岸真紀子氏は「秋以降のクマ大量出没の可能性は現段階で見通せるか。その可能性の対策はどのようにするのか」と問うた。
これに石原氏は「秋にですね、クマの餌となるブナやコナラ、水菜等の献花類が凶作となると、クマの行動範囲が広がります。これによって人の生活圏にクマが大量出没することが考えらています。一般的には献花類の豊凶は夏の時期の気象条件によって変化すると言われています。豊凶調査は8月~9月頃にかけて実施されます。現時点では、本年秋の献花類の結実予想は大変難しい状況です。そのため、今年度の秋以降のクマの大量出没の予想も、現段階では難しい状況であります」と述べた。
今後、環境省は秋以降のクマ大量出没予想などに関わらず、「クマ被害対策ロードマップ」に基づき、関係省庁と各自治体と緊密に連携して対策を実施していくという。
「具体的には、専門人材やガバメントハンターについて、すでに道県において100名程度の雇用を交付金により支援する計画となっております。また、クマが市街地に出没した際の緊急的な対応体制の確立を進め、集落周辺における捕獲も強化しているところであります」と石原氏は語った。












