バルセロナ五輪柔道女子銀メダリストでスポーツ社会学者の溝口紀子氏が12日、「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分=読売テレビ・日本テレビ系)に出演し、磐越道バス事故について言及した。
磐越道で6日に発生した北越高校の生徒ら21人死傷のバス事故をめぐり、同校は10日に2度目の会見を実施。部活動の遠征における手配の見積書はなく、バスに顧問が同乗していなかったことなどを説明した。会見に初めて出席した同校男子ソフトテニス部の寺尾宏治顧問は、事故を防げなかったことに対する後悔の思いを述べた。
事故のマイクロバスはレンタカーで、運転手は新潟県五泉市にあるバス運行会社「蒲原鉄道」の営業担当者が知人を通じて探し、ドライバーとして学校側に紹介したと説明。それについて学校側は会見で否定しており、両社の言い分は食い違っている。
警察は「道路運送法違反」の疑いを視野に慎重に捜査を進めており、この事故でバスを運転していた胎内市の無職・若山哲夫(68)容疑者が過失運転致死傷の疑いで逮捕している。
同校の部活顧問がバスに同乗しなかったことについて溝口氏は「生徒たちは怖かったと思います。誰にも頼れない状況の中で『死ぬかもしれない』という環境の中に置いてしまったことは、教員として失格だと思います。遠征の時って人数確認しないといけませんし、点呼は基礎なんです」と断じた。
さらに「いざ(運転手の)息が止まったとき、心臓が止まった場合でも先生だったら(ブレーキを踏むなど)応急対応ができますよね。(バスに顧問が同乗しなかった理由として)荷物があったとか言ってましたが、(顧問が乗った車が)バスから離れてしまったというのも安全運転の責任が取れていなかった」と非難。
顧問がバスの請求書の中身を吟味していなかったという事実にも「自分が貸し切りバスで契約したのに、なんでレンタカー代・人経費なのか疑問に思わないこと自体が非常に顧問の先生の想像力のなさを感じます」と指摘し、管理能力に疑問を呈した。












