弁護士の菊地幸夫氏が21日、関西テレビ制作の報道番組「newsランナー」に生出演し、兵庫・たつの市の母娘死亡事件に言及した。

 今月19日午前9時30分ころ、知人が「数日前から連絡が取れない」と交番に相談し、安否確認に訪れた署員が、2階建ての一軒家に住む母・田中澄惠さん(74)と次女の千尋さん(52)が1階の廊下であおむけで倒れ、血を流しているところを発見した。2人の首や上半身には複数の刺し傷があり、発見前日の18日より前に死亡していたとみられている。家には現金が入った財布が残されており、凶器はまだ見つかっていない。警察は2人が殺害された可能性も視野に捜査を続けている。

 菊地氏は「首とか胸とか顔の近くに傷が集中してることは、何らかの感情的なものがあって攻撃側が攻撃しているんだろうな」と推測した。続けて「財布があったということだと、匿名・流動型犯罪グループというような物取りとは、ちょっと違う」と指摘した。

 捜査のポイントとして「人間関係でどれだけ絞り込めるか。あと犯行日時が絞り切れていないと思いますけど、付近の防犯カメラに何かヒントがないのか。そういうところになってくるのかな。(解剖の結果も)大事なことですね」と解説した。