13日発売の週刊少年ジャンプが転売ヤーに狙われたことで読者が悲鳴を上げている。今週号のジャンプには人気漫画「ワンピース」のトレーディングカード「ワンピースカードゲーム」が1枚付属。カード目当てに購入希望者が殺到したのだ。

 カードは連載29周年を記念する付録で、主人公のモンキー・D・ルフィが肉にかじりつくイラストだった。ワンピカードはポケモンカードと同じく人気が高く、専門店でプレミアム価格がつくこともしばしば。今回の付録も転売ヤーのターゲットになるとの予測があり、ジャンプ読者は入手できるか不安がっていた。

 ジャンプ読者だというお笑いコンビ「飛石連休」の藤井ペイジは6日にX(旧ツイッター)に「今ジャンプって100万部くらい出てるんでしょ? 世に100万枚出まわるカードの価値がそんなに上がります? それともヤツらは自分らでジャンプ買い占めて米騒動みたいなん起こそうとしてるんですか?」と買えるかどうかを心配する投稿をしていた。

 当日13日は「マジでジャンプ売ってない。45年ジャンプ買ってて初めて買えないかも」と転売ヤーの影響をモロに受けていた。結局、買えたというが「転売屋ども、在庫の山に埋もれて部屋のドア開かんようになれくそが」と激怒していた。

 怒っているのは藤井だけではなく、普段の読者から「ほんま転売ヤーだるい」「漫画読みたいだけのやつが、買えねえだろが」と悲鳴が上がっていた。

 フリマアプリには付録のカードが大量に出品されている。1000円強での出品が多く、出品されてもすぐ売れるという状況でもなさそう。ちなみにジャンプは340円だった。

「集英社は普段に比べて50万部増刷しています。また海外向けにカードの受注販売もあります」(WEBライター)。カードは海外人気もあるというが、しっかり対策を打っているというわけだ。さらに、今からでも間に合う電子版購読者向けのカードが手に入る応募者全員サービスもある。

 転売ヤーに利益があるとは限らなさそうだ。