元スペイン首相マリアーノ・ラホイ氏の人種差別発言が大きな物議を醸しているとスペイン紙「マルカ」が報じた。
北中米W杯準決勝(14日=日本時間15日、米国・ダラス)フランス―スペイン戦を前にラホイ氏はスペインメディア「El Debate」のコラムで対戦国について「フランス人がいなくても非常に高いレベルにある」と書き、フランス側から猛反発を受けている。フランスサッカー連盟のフィリップ・ディアロ会長は「耐え難い人種差別を示唆するの発言」とし、フランス政府も「まったく容認できない」「異常だ」と非難した。
同紙は「フランス代表選手の出身地を理由とした最近の攻撃はキャプテンのエムバペに対する攻撃を加速させる」と報道。またスペインメディア「REGIONAL」も「(フランスの)ローラン・ニュニュス内務大臣はこうした発言が特に主将のキリアン・エムバぺに対する人種差別的な攻撃を助長していることを嘆いた」と報じ、FWに対する懸念が高まっているという。
フランス外務大臣付の在外フランス国民担当で弁護士のレオノール・カロワ氏は「(大会中にキリアン・エムバぺを非難している)パラグアイの上院議員であろうと、スペインの元首相であろうと、容認できない。フランス代表チームの選手は全員フランス人だ。それだけだ」と指摘。世界からも非難の声が出ており、まだまだ波紋が広がりそうだ。












