北中米W杯準々決勝(9日=日本時間10日)、フランスがモロッコを2―0で下し、4強進出を決めた。

 フランスのエースFWキリアン・エムバペ(レアル・マドリード)は後半後半15分に先制点を決める一方で、前半28分には自ら獲得したPKを失敗。得点機を逸し、後半途中まで苦戦する一因となった。

 英紙「デーリー・メール」は「ロイ・キーンは、エムバペがモロッコ戦でPKを蹴るまでに3分12秒も待たされた〝不公平〟な審判の判定を非難した」と報道。元アイルランド代表MFロイ・キーン氏の見解を伝えた。

 記事では「(エムバペに対する)明らかなファウルだったが、VARによる長時間のチェックに加え、エムバペがペナルティースポットでボールを元の位置に戻さざるを得なかったという、審判の細かい判断によってフランス人ストライカーはペースを乱されてしまった。彼が最終的に蹴ったPKは、いつものクオリティーには遠く及ばず(モロッコGK)ヤシン・ブヌに簡単にセーブされてしまった」と問題の場面を指摘する。

 その上で、キーン氏が英放送局「ITV」の番組に出演した際のコメントを紹介した。同氏は「聞いてくれ、これは不公平だ。3分以上もだ。彼らが世界クラスの選手であることは分かっているが、プレッシャーのかかる状況なので不公平だ」「なぜ彼は3分も待たなければならないのか? 彼らは世界レベルの選手なのに、これは不公平だ」と審判を批判。

 さらに「待っている間はストライカーにとって時間が敵になる。つまり、ペナルティーを与えたGKとチームに有利な状況を与えてしまうことになるので、それは正しくない」と付け加えた。