スペイン1部の名門レアル・マドリードが7日(日本時間8日)、所属するフランス代表FWキリアン・エムバペに対する差別発言の件について声明を発表した。

 フランスは日本時間5日に決勝トーナメント2回戦でパラグアイと対戦。相手のラフプレーが目立つ試合となり、試合後にはパラグアイGKが求めた握手にエムバペが応じない場面もあった。

 エムバペのこの行動に、パラグアイのセレステ・アマリージャ上院議員が自身のX(旧ツイッター)で批判。差別的なコメントを複数投稿した。これに対し、エムバペも自身のXで同氏の差別発言を批判していた。

 そして、ついにレアル・マドリードも動いた。「当クラブ所属のキリアン・エムバペ選手に対して発した、極めて遺憾な人種差別的かつ外国人嫌悪的な発言に対し、最も強い拒絶の意を表明する」「当クラブは、政治の代表者としてあるまじきこのような発言を断固として非難するとともに、世界中の何百万人もの人々、とりわけ多くの子どもたちの模範であるキリアン・エムバペ選手を全面的に支持することを表明する」と表明した。

 最後に「憎悪を煽るこのような行為は、社会において決して許されるべきではない。サッカーをはじめとするスポーツは、平等と連帯の場であり、レアル・マドリードは人種差別、外国人嫌悪、そして暴力を永久に根絶するために、今後も取り組みを続けてまいります」と訴えた。