北中米W杯決勝トーナメント2回戦(6日=日本時間7日、米国・シアトル)で開催国の米国はベルギーに1―4で敗れて8強入りを逃した。この試合前に、米ドナルド・トランプ大統領が問題発言をしていたと、米メディア「SPUN」が報じた。

 トランプ大統領は米国FWフォラリン・バログン(モナコ)がベルギー戦で出場停止になったことについて国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長と電話で会談し、処分見直しを求めたとされる。実際、FIFAは同FWの出場停止を撤回した。世界中から非難の声が出ている中、同会長は「FIFAの司法機関は独立している」と反論し、論争に発展している。

 その一方で同メディアによると、ベルギー戦を前に、トランプ大統領は「今夜の試合は素晴らしいものになるだろう。我々(米国)も彼ら(ベルギー)もフルメンバーで臨む」と前置きし「彼ら(ベルギー)が我々(米国)に勝てば2020年の(米大統領)選挙が不正操作されたように、今回も不正操作されたと言うだろう。だが、その件については、これ以上触れないでおこう」と発言したという。

 トランプ大統領がどこまで本気の発言だったかは不明ながらも、試合結果に何かしらの関与があることを示唆したとも言える。同メディアは「トランプ氏はベルギーに敗れれば、FIFAの試合は〝八百長〟だと主張すると警告」と報道。また韓国メディア「Xports」は「国家首脳の発言として無責任だという批判は避けにくい。今回の発言はバログンの懲戒議論とかみ合い、より大きな反発を生んでいる」とし「相手チームと審判、大会全体の公平性を疑う発言だからだ」と指摘していた。