北中米W杯決勝トーナメント2回戦(7日=日本時間8日)、大会2連覇を目指すアルゼンチンがエジプトに3―2で下し、ベスト8に進出。試合終盤に2点差を引っくり返す大逆転劇で王者の底力を見せつけた。
勝利の立役者となったのはFWリオネル・メッシ(39=マイアミ)だ。2点ビハインドで迎えた後半34分、メッシがDFクリスティアン・ロメロ(トットナム)の追撃弾をアシスト。同38分にはメッシ自身が起死回生の同点弾を決めた。さらに、後半アディショナルタイムにはMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)が勝ち越しゴール。怒とうの3連発で逆転した。
試合終了を告げるホイッスルがピッチ上に鳴り響くと、メッシは感極まった表情を浮かべながら両手でガッツポーズ。これまで何度も苦難を乗り越えてきた百戦錬磨の男が、涙を流しながら仲間と抱き合って喜んだ。その後はチームメートに笑顔で胴上げされる場面もあった。
メッシのゴールは今大会8得点目で、得点ランキングで単独トップ浮上。W杯9試合連続ゴールで通算得点記録を21に伸ばした。アルゼンチンメディア「TyCスポーツ」は試合後のコメントを速報。メッシは「正直言って、勝ち抜けたこと自体がうれしい。0―2でリードされて苦しい展開だったが、逆転できて本当に興奮した。(前戦カーボベルデ戦に続き)またもや苦戦したが、これがW杯。どの試合も同じで全てが接戦になる。本当にうれしい」と心境を語った。
その上で「試合展開を考えると、(チームの)全員がホッとしている。2点ビハインドから逆転するのは容易ではない…しかし、私がいつも言っているように、このチームは決して諦めず、最後まで戦い抜く。今日のこのチームの活躍は信じられないほど素晴らしい」と選手たちの奮闘をたたえた。












