北中米W杯決勝トーナメント2回戦でベルギーに敗れて8強入りを逃した開催国の米国に対して失格と資格停止を求める声が上がっている。
米国は1回戦でレッドカードを受けたFWフォラリン・バログン(モナコ)は2回戦に出場停止となるはずだった。しかし米ドナルド・トランプ大統領の〝要請〟により国際サッカー連盟(FIFA)は処分を撤回(執行猶予)したことに世界中から批判が殺到。欧州サッカー連盟(UEFA)も「前例のない、理解不能で、正当化できない決定に対し、信じられない思いを表明する」と痛烈非難した。
そんな中、ベルギーメディア「Neiuwsblad」によると、決勝トーナメント1回戦で米国に敗れたボスニア・ヘルツェゴビナのサッカー連盟はFIFAに対して米国のW杯追放と同連盟の資格停止を要求したという。「ボスニア・ヘルツェゴビナ連盟は、この件における米国政府の介入はFIFA規則に対する重大な違反にあたると考えている」と報じた。
同連盟は「レッドカードが正当だったかどうかは問題ではない。政府の介入はFIFA規約第2条および第15条に違反する。これに対する制裁は失格と資格停止だ」との声明を発表したという。
ベルギーメディア「VP」は「FIFA内で各国政府がサッカーの事象に干渉してはならないという原則が適用されている。世界統括団体のFIFAは過去に政治的干渉が確認された連盟に対し、繰り返し措置を講じてきた。ボスニアから訴えが、さらなる措置につながるかどうかは現時点で不明である」と伝えていた。












