北中米W杯決勝トーナメント2回戦(4日)でフランスに0―1で負けて敗退したパラグアイの国会議員が差別的な発言を浴びせたフランスFWキリアン・エムバぺ(レアル・マドリード)を再び侮辱したと、スペイン紙「マルカ」など各メディアが報じた。

 パラグアイの上院議員セレステ・アマリージャ氏は自国GKオルランド・ヒル(サンロレンソ)の握手を拒否したエムバぺに差別的な発言をした。これにエムバペは「卑劣な女」と反発。フランス連盟も「容認できない」と刑事告発を検討中と大きな波紋が広がっている。

 そんな中、アマリージャ議員は8日の本会議後に再びエムバペを攻撃した。同紙によると「このろくでなしは(パラグアイGKの)握手を拒否し怒鳴りつけた。これはフランス人らしくない。フランス人ならそんなことをしない」とし「エムバぺに何を言えばいいのでしょう? 私の手紙を読んでほしい。フランス語とスペイン語で書いたんです。読めるなら読んでください。そして『パラグアイ人に気を付けろ』と忠告しておきます」と語ったという。

 さらに同議員は「私を甘く見るなよ、エムバペ。私は弁護士を雇って訴えることもできる。彼は私に謝罪すべきだ」とも語ったが、騒動はさらに波紋を広げそうだ。